イベントリポート

下町の夏の風物詩 入谷朝顔まつり

社会 文化

7月6日から3日間、東京入谷で開催されている朝顔まつりについてリポートする。

今年も東京の夏を彩る入谷朝顔まつりが始まった。

浅草の仲見世などで、江戸情緒あふれる店に行くと、必ずと言っていいほど朝顔デザインの浴衣や手拭いを目にする。

朝顔と江戸との縁は江戸末期までさかのぼる。御徒町一帯で盛んに栽培されていた朝顔の市が、入谷鬼子母神の境内で開かれるようになり、それが今日まで続いている。

ところで、朝顔への思いは、なにも江戸っ子だけではない。

多くの日本人にとって朝顔は馴染み深い花だ。小学生になって理科の授業で実際に植えて観察したり、図工の時間に色素を使って絵を描いたり、そんな思い出は誰にもあるはず。

朝顔は、桜とともに日本人にとって忘れがたい花なのだ。

毎年、7月6~8日に、入谷で開催される朝顔まつりに行って、日本人の感性に触れてみよう。

【開催概要】

名称:入谷朝顔まつり
会期:2016年7月6日(水)~8日(金)(毎年同日に開催)
時間:05:00~23:00
場所:入谷鬼子母神(真源寺)およびその周辺
お問い合わせ:03-3841-1800(下谷観光連盟・入谷朝顔実行委員会)
公式サイト:http://www.asagao-maturi.com/

取材・文=高橋 郁文(ニッポンドットコム編集部)
撮影=ニッポンドットコム編集部

バナー写真=入谷朝顔まつりに出品された朝顔

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