Japan Data

2020夏季五輪を開催する「東京都」最新データ

社会 暮らし

2020年、2回目の夏季五輪を開催することになった日本の首都東京。世界でも有数の大都市である東京の最新データを紹介する。

東京都の概要

日本の首都であり、政治や産業の中心。23の特別区と26市5町8村からなる。「江戸」から「東京」に改称されたのは1868年。1700年代半ばには人口が100万人を超え、パリやロンドンをしのいだ。1962年、人口1000万人を突破。1964年、夏季五輪大会を開催。1991年に現在の庁舎が開庁した。また2012年、小笠原諸島が世界自然遺産に登録。2012年の総生産は85兆円で、世界の国別GDPランキングで見た場合、東京都単独でも14位に相当する。

人口 13,282,271人(2013年8月1日現在)
面積 2,188.67km2
知事 猪瀬直樹
都花 ソメイヨシノ
都木 イチョウ
都鳥 ユリカモメ
平均気温と雨量  
合計特殊出生率 1.12
年間交通事故発生件数 約55,000件
完全失業率 5.50%
勤労者世帯の月別実収入 832,662円
一世帯あたりの平均消費支出 371,202円
総生産 85兆2016億円
ホテル数 684(95756室)
旅館数 1260(40252室)
簡易宿泊数 973
延べ宿泊者数 約3450万人
訪都外国人旅行者数 約410万人
訪都国内旅行者数 約4.2億人
外国人旅行者が最も満足した街 ①新宿(18.7%) ②浅草(10.2%) ③渋谷(8.2%)

東京都の放射線量

東京都の放射線量は、東京電力福島原子力発電所の事故(2011年3月)を受けて、東京都健康安全研究センターが大気中の放射線量、水道水や降下物(雨やちり)に関する測定結果を定期的に公表している。直近の測定結果は「平常時の放射線の管理基準」(年間1ミリシーベルト)を下回っている。

アジアで初めて開催された夏季五輪

1964年、東京でアジア初の夏季五輪が開催された。1940年も東京で開催する予定だったが、第2次世界大戦のため開催権を返上している。1959年5月に開催が決定してから「東京オリンピック組織委員会」が組織され、国家をあげた一大プロジェクトとして始動した。オリンピック開催を契機に東海道新幹線、東京モノレール、首都高速道路などの交通インフラを整備。また、テレビの普及率も87.8%まで上昇した。オリンピック招致を評価されOECDへの加盟を果たした。
開催期間 1964年10月10~24日
参加国・地域数 93
参加人数 5133人
実施競技 20競技163種目
施設設備 約164億円
大会運営費 約94億円
選手強化費用 約23億円
主な金メダリスト ボブ・ヘイズ(米国/陸上男子100m、4×100mリレー)、アベベ・ビキラ(エチオピア/陸上男子マラソン)、ベラ・チャスラフスカ(チェコスロバキア、体操女子平均台、跳馬)、アントン・ヘーシンク(オランダ/柔道男子無差別級)

東京 五輪 データ