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日本人の死因、不動のトップはがん : 高齢化が影響
[2018.06.08]

2016年の日本人の死因は、1位がん、2位心臓病、3位肺炎だった。社会の高齢化が進み、がんになるリスクが高い中高年人口が増えていることが影響している。

厚生労働省の人口動態統計によると、2016年の日本人の死因は、1位がん、2位心臓病、3位肺炎の順だった。がんによる死亡率(同統計では、人口10万人あたりの死亡者数を死亡率と定義している)は、継続的な統計がある1947年以降、一貫して増え続けており、81年からは不動の1位だ。2016年のがんによる死亡者数は37万2986人で、死亡者全体の28.5%だった

日本人の2人に1人ががんにかかると言われているが、医療技術の劇的な進歩で早期発見や治療の精度が高まり、がん患者の生存率は上昇している。かつてのように、必ずしも「がん=不治の病」ではなくなったが、社会の高齢化が進んだことにより、死亡率の上昇は避けられない。

また、肺炎が死因の3位に浮上したのも、高齢化の影響と考えられている。食べ物の一部や唾などが誤って気管に入り込み、細菌が肺で繁殖して炎症を起こす「誤えん性肺炎」が高齢者を中心に増加しているという。

一方で、かつては死因のトップだった結核は、予防接種の普及や国民の栄養状態が戦後、劇的に改善したことで、仮に感染しても、死に至ることは少なくなった。

バナー写真 : PIXTA

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