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20歳代の献血者数30年で1/3に:40歳代以上は増加傾向
[2018.06.14]

年代別の献血者数の推移をみると、40歳代以上が増加傾向であるのに対し、30歳代以下は減少。特に、20歳代は30年余で約3分の1まで減っている。

6月14日は世界献血者デー。ABO式血液型の発見で1930年にノーベル賞を受賞したオーストリア人医師のカール・ラントシュタイナーの誕生日にちなんで世界保健機構(WHO)が制定した。

日本赤十字社の集計によると、2016年度の献血者数は483万人だった。1994年度からの年代別の献血者数の推移をみると、40歳代と50-60歳代が増加傾向にあるのに対して、16-19歳、20歳代、30歳代が減少しており、若い世代の献血離れが鮮明だ。特に、20歳代は1994年度の210万人から、2016年度は78万人と3分の1近くまで減少している。これは、少子化による人口減のスピードを上回るものだ。

総献血量も漸減傾向にあるが、今のところ国内で使用される輸血用血液製剤は全て、献血による血液を原料として製造されており、必要な血液は確保できているという。内視鏡手術など出血量を抑える医療技術が進歩したことが影響している。

ただ、「輸血用血液製剤を多く使用する高齢者の増加」「少子高齢化による献血可能人口の減少」の傾向が続くことを考えると、若年層の献血離れは将来に不安を残すことになる。厚生労働省は献血の制度や意義などを分かりやすくまとめたテキストを全国の高校に配布するなどして、啓発活動に力を入れている。

バナー写真 : PIXTA

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