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全国のホームレス5534人 : 厚生労働省の2017年調査
[2018.06.19]

厚生労働省の調査では、ホームレスの数は年々減少しており、2017年時点の全国のホームレスの数は5534人だった。自立支援策などが効を奏している面もあるが、ネットカフェ難民などが調査対象から漏れ、実態を正確に把握できていないとの指摘もある。

厚生労働省が2017年1月に実施した「ホームレスの実態に関する全国調査」によると、国内のホームレスの総数は5534人となり、2016年1月の前回調査と比べて701人(11.2%)減少した。内訳は男性5168人、女性が196人、目視調査のため性別が確認できなかった人が170人だった。

都道府県別では、東京が最多の1397人。前年の調査では最多だった大阪は1303人だった。以下、神奈川1061人、愛知が271人、福岡270人の順。都市別では東京23区が1246人、大阪市1208人、横浜市531人で、この3都市で全体の54%を占めた。

起居の場所別では、河川が1720人(31.1%)、公園が1273人(23.0%)、道路が996人(18.0%)、その他施設が1315人(23.8%)などとなっている。

ホームレスの数が年々減少している背景には、各自治体が生活支援、自立支援などの施策に力を入れていることや、人手不足で求人が増加するなど就労環境が改善していることがある。例えば、東京都では、ホームレスやホームレス予備軍の人を一時的に保護する「自立支援センター」を設置、宿泊場所や食事を提供し、技能講習や就業支援を行っている。

また、同調査では「都市公園、河川、道路、駅舎、その他の施設で起居し日常生活を営んでいる者」をホームレスと定義している。住む場所を持たず、インターネットカフェや24時間営業のファストフード店を転々とする人が調査対象から漏れ、ホームレスの実態を把握しきれていないとの指摘もある。

バナー写真 : PIXTA

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