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海外在留邦人、女性が半数超える : 海外赴任の夫に同行のケースも多い

社会

外務省の統計によると、海外在留邦人の男女別の内訳は、99年以降、女性が過半数を超えている。その内訳を詳しく見ると…。

外務省の統計によると、海外在留邦人135万1970人(2017年10月1日)の男女の内訳は、女性70万5183人(52.2%)、男性64万6787人(47.8%)だった。男女比は、1999年に初めて女性が50%を上回って以降、女性が男性をリードする状態が続いている。

滞在資格別に見ると、永住権を取得している「永住者」に占める女性の比率は61.6%。一方、「長期滞在」は、女性は46.9%と過半数を下回る。

長期滞在者を職業別で見ると、「民間企業」関係者が過半数を占める。その男女比は対照的だ。

男性の27%が「本人(=在留届の筆頭者)」であるのに対して、女性は「本人」はわずか4%。その一方で、「同居家族」として長期滞在している女性は15%だった。

「留学生や研究者、教師」として長期滞在している人は、男性よりも女性の方が多い。個人のキャリアを磨くために、女性は積極的に海外への留学や研究の機会を選んでいる。しかし、「民間企業」という組織からの海外赴任では、女性のチャンスは限られているようだ。むしろ、海外に赴任する夫に同行する女性が多いことが見てとれる。

女性が「同居家族」としてではなく、「本人」として永住や長期滞在している国の中では、米国、豪州で人数の多さが際立つ。韓国は男女比で見ると、女性が7割を超えている。

日本人女性の在留者が多い国(「同居家族」を除く「本人」のみ)

女性(人) 男性(人) 女性比率(%)
米国 134096 110852 54.7
豪州 41967 20212 67.4
カナダ 29524 14053 67.8
英国 24134 13828 63.6
フランス 17067 8331 67.2
中国 15958 72176 18.1
韓国 15108 5893 71.9
ドイツ 14448 12222 54.2

外務省海外在留邦人統計を基に編集部作成

バナー写真 : PIXTA

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