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小学生の3割、中学生の過半数が視力1.0未満:ネット利用時間は年々増加
[2018.09.05]

子どもの視力が悪くなっている。視力1.0未満の児童・生徒の割合は小学生、中学生とも過去最高を更新した。インターネットの利用増が懸念されているが、保護者もネット依存ぎみ? 

子どもの視力がどんどん悪くなっている。文部科学省の学校保健統計調査で視力を調査項目に加えた1979年度以降、視力1.0未満の児童・生徒の割合はほぼ一貫して増え続けている。2017年度は小学生32.46%、中学生56.33%と過去最高を更新。高校生はピークの13年度は下回ったものの、62.30%と依然として高水準にある。

一方、コンタクトレンズや眼鏡で視力を矯正している小学生はわずか9.04%にとどまり、一般的に視力矯正が必要と考えられている0.7未満であるにも関わらず、矯正していない児童が13.56%に上った。

かつては眼鏡といえば、勉強ができる優等生のアイコン的なアイテムだったが、近年は、勉強のしすぎよりも、スマートフォンなどのデジタル機器の普及の影響が懸念されている。

内閣府が実施した「青少年のインターネット利用環境実態調査」(2017年度速報)によると、小中高校生の82.5%がインターネットを利用しており、機器として最も多いのはスマートフォンだった。スマートフォンの利用率は高校生では95.9%、中学生58.1%で、小学生でも29.9%に上る。

ネットの利用内容として多いのは、ゲーム、動画視聴、音楽視聴、コミュニケーションなど。小学生ではゲームが77.9%と圧倒的に多かった。

ネットの利用時間は毎年、増加傾向にある。17年度は高校生が214分、中学生が149分、小学生は97分だった。ちなみに、保護者にもネット利用状況を聞いたところ、平均利用時間は14年度よりも約30分増えて136分だった。親が子どもにネットの使い過ぎを注意できる状況ではなさそうだ。

バナー写真 : PIXTA

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