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「全て公立」540万円、「全て私立」1770万円 : 幼稚園から高校までの学習費支出3倍以上の格差
[2018.09.27]

1年に親が支払う子供の学習費は、公立小学校だと32万3000円、私立小学校だと152万8000円と公私で大きな開きがある。大学まで私立の学校に通うと……

文部科学省の「2016年度子供の学習費調査」によると、保護者が1年間に支出した子供1人あたりの学習費総額(学校教育費、学校給食費、学校外活動費の合計)は、公立小学校か私立小学校かで4.7倍の開きがあるなど、「公私格差」が大きい。

公立と私立の年間の学習費支出の比較

公立 私立 公私比率
幼稚園 233,947 482,392 2.1
小学校 322,310 1,528,237 4.7
中学校 478,554 1,326,933 2.8
高校 450,862 1,040,168 2.3

公私比率は公立を「1」とした場合の私立の比率を示している。
文部科学省「2016年度子供の学習費調査」を基に編集部作成

小中学校の公私比率が大きくなるのは、義務教育課程で公立の授業料が無償であることが大きく影響している。小学校の学習費のうち学校教育費(学校教育のために支出する経費で、遠足代、制服代、通学費等も含む)を比較すると、公立6万43円に対して、私立87万408円と14.5倍もの開きがある。円グラフの大きさで比べると、授業料の有無だけでなく、全ての費目において、私立学校では、金額がかさむことが見てとれる。

幼稚園に3歳で入園して高校を卒業するまでの15年間、全て公立に通わせた場合の学習費総額は540万円、全て私立に通わせた場合は1770万円で、3.28倍もの差が生じることになる。

日本学生支援機構の「2018年度学生生活調査」によると、大学の学費(年間)は、国立64万2500円、公立66万1300円、私立136万900円だった。大学までずっと私立だと、学費だけで2300万円以上の出費が必要になる。

バナー写真 : PIXTA

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