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もっとダイエットが必要なごみ問題 : 20年後には最終処分場が満杯に!
[2018.09.28]

2016年度の1年間で出たごみの総量は東京ドーム116杯分。このままのペースでごみを出し続けると、あと20年で最終処分場が埋まってしまうという。

2016年度の日本の一般廃棄物の総排出量は東京ドーム116杯分に相当する4317万トンだった。日本に住む人全員が毎日1人925グラムのゴミを排出している計算になる。

容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、食品リサイクル法など1990年代後半以降、リサイクル関連の法律が相次いで整備された。環境意識の高まりもあり、ごみの総排出量、一人あたり排出量ともに2000年以降、減少に転じ、ピーク時よりも2割強少なくなった。しかし、ごみの減量は、まだ、十分とは言えない。

根本にあるのは最終処分場の問題だ。ごみは焼却場で燃やしても、燃やす前の10%程度の重さが灰として残る。灰や燃やせないごみは最終処分場に埋めることになる。

全国には1661カ所の最終処分場があるが、残された容量は9996万3000立方メートルで、今のペースでごみを排出しつづければ、20年半でいっぱいになってしまう。

関東・中部ブロックでは現時点でも十分な最終処分場が確保できておらず、関東ブロックで12.9%、中部ブロックで14.1%の廃棄物が県外に搬出されている。かといって、新しい処分場の用地を確保することは容易なことではない。

今後、焼却方法、焼却灰の活用などでの技術革新の可能性に期待したい。しかし、最終処分場の寿命を少しでも延ばすには、できるだけごみを出さないライフスタイルへの転換、リサイクル、リユースに取り組む努力が一人ひとりに求められている。

バナー写真 : PIXTA

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