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北朝鮮による日本人拉致問題をめぐる動き
[2018.10.11]

拉致問題のこれまでの経緯を振り返る。

米国のポンペオ国務長官が2018年10月7日、北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談、2度目の米朝首脳会談をできるだけ早い時期に開催することで合意した。ポンペオ長官は、金氏との会談で日本の拉致問題についても提起したことを明らかにしている。

北朝鮮による日本人拉致事件は1970年代後半から80年代初頭にかけて各地で発生。2002年に当時の小泉純一郎首相が訪朝し、北朝鮮側が初めて事実を認め、謝罪した。その後、拉致被害者5人が帰国し、04年には被害者の家族8人も帰国した。それ以降は、大きな進展がないまま時間が経過している。これまでの拉致問題の経緯を振り返る。

1977年11月 横田めぐみさんが中学校からの下校途中に新潟市内で行方不明に
(1970年代後半から80年代前半にかけて拉致事件が相次ぐ)
1997年3月 「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」結成
1997年5月 政府が横田めぐみさんら10人を「拉致の可能性が濃厚」であると初めて言及
2002年9月 小泉純一郎首相訪朝。金正日総書記が長年否定してきた拉致の事実を認め、謝罪。拉致被害者のうち「8人死亡、5人生存」と報告
2002年10月 地村保志さん・富貴恵さん夫妻、蓮池薫さん・祐木子さん夫妻、曽我ひとみさんの5人の拉致被害者が帰国
2004年5月 小泉首相再訪朝。拉致被害者の蓮池夫妻、地村夫妻の子ども5人が帰国
2004年7月 拉致被害者曽我ひとみさんの家族3人が帰国
2004年11月 平壌で日朝実務者協議。北朝鮮が横田めぐみさんの遺骨を提出するが、12月、政府はめぐみさんのものではないと断定
2006年10月 北朝鮮が核実験。政府は輸入全面禁止などの制裁実施。
2008年8月 中国瀋陽で日朝実務者協議、北朝鮮が拉致被害者の再調査約束
2009年5月 北朝鮮が2回目の核実験
2011年12月 北朝鮮・金正日総書記死去
2012年4月 北朝鮮・金正恩氏が第一書記就任
2013年3月 北朝鮮3回目の核実験
2014年3月 横田めぐみさんの両親とめぐみさんの娘キム・ウンギョンさんがウランバートルで面会
2014年5月 日朝政府間協議で北朝鮮が拉致被害者の再調査を約束(ストックホルム合意)
2016年1月 北朝鮮4回目の核実験
2016年2月 北朝鮮が拉致調査の全面中止発表
2016年9月 北朝鮮5回目の核実験
2017年11月 米トランプ大統領来日、拉致被害者家族と面会
2018年4月 南北首脳会談で韓国の文在寅大統領が拉致問題を提起、金正恩委員長が日本との対話の用意があると文氏に伝える
2018年6月 シンガポールで史上初の米朝首脳会談
2018年10月 米ポンペオ国務長官訪朝、金正恩朝鮮労働党委員長と第2回米朝首脳会談を開催することで合意
2018年11月? 第2回米朝首脳会談(シンガポール以外の第三国で)

政府の拉致問題対策本部ウェブサイト、各種報道を参考に編集部作成

バナー写真 : 2002年10月、北朝鮮から政府チャーター機で帰国した5人の拉致被害者(時事)

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