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人口減くっきり、自然減44万人:子どもの数3年連続100万人割れ—人口動態推計

社会

日本は少子高齢化から、本格的な人口減社会へと変わりつつある。

2018年に国内で生まれた日本人の子どもの数は92万1000人と、1899年の統計開始以来の最少を更新する見通しとなった。厚生労働省が人口動態統計の速報値を基に推計した。子どもの数が100万人を割り込むのは2016年から3年連続だ。

一方で、高齢化が進んでいることから、死亡数は戦後最大の136万9000に上る。このため死亡数から出生数を差し引いた人口の「自然減」は44万8000人と過去最大になる見通し。自然減は07年から12年連続となるが、毎年、マイナスが大きくなっており、少子高齢化から、本格的な人口減社会に突入していることが浮き彫りになった。

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