
北陸新幹線 路線図・座席・料金
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路線
北陸新幹線は1997年10月に高崎―長野間が開業した。それ以来「長野新幹線」と呼ばれてきたが、3月14日の金沢延伸で正式名称が使用されることになった。東京―高崎間は上越新幹線と線路を共用し、東京―金沢間を直通運転する。
営業主体は、国鉄分割民営化時(1987年4月)の区域分けに沿って、東京―上越妙高間がJR東日本、上越妙高―金沢間がJR西日本となる。
列車と停車駅
北陸新幹線では、4タイプの列車が運行される。速達タイプの「かがやき」は、東京、大宮、長野、富山、金沢のみに停車(一部は上野にも停車)。最も速い列車は、東京―富山間を2時間8分、東京―金沢間を2時間28分で結ぶ。
「かがやき」とともに新たに運行される「はくたか」は、新開業区間のほぼ全駅に停車し、東京―金沢間は最速2時間50分だ。
富山―金沢間では、シャトルタイプの「つるぎ」が運行。在来線特急「サンダーバード」(大阪―金沢間)、「しらさぎ」(名古屋―金沢間)との接続が考慮され、大阪―富山間、名古屋―富山間の所要時間は、乗り継ぎ時間を含めても従来よりも短縮される。
これまで長野新幹線として運行されてきた東京―長野間の「あさま」は、本数は減るが、引き続き運行される。
車両と座席
「かがやき」と「はくたか」は、全列車が新型車両「E7系・W7系」で運行される。
先頭1両は最上級座席「グランクラス」専用で、18席が横6列、縦3列(2列+1列)で配置される。本革のシートには、45度まで傾斜できる電動リクライニング機能のほか、レッグレストや読書灯が付く。専任アテンダントによる車内サービスが行われ、軽食やドリンク、菓子、アメニティグッズ、新聞・雑誌などが提供される。
グランクラス車両の隣はグリーン車。2列+2列の座席は、グランクラス同様に電動リクライニングで、レッグレストや読書灯を備えている。
普通車は「あさま」用の「E2系」車両よりも前の座席との間隔が6センチ拡大。さらに新幹線初の全座席電源コンセント付きで、利便性向上が図られている。
列車内の洋式トイレには洗浄機能付き暖房便座が採用され、車いす対応のトイレと洗面所も設けられる。
「W7系」車両編成
出所:JR西日本「北陸新幹線スペシャルサイト」
運賃・料金
主な区間の運賃・料金の総額(通常期)
普通車 (自由席) | 普通車 (指定席) | グリーン車 | グランクラス | |
---|---|---|---|---|
東京―長野 | 7,810 | 8,340 | 10,960 | 16,200 |
東京―富山 | 12,430 | 12,960 | 17,680 | 26,060 |
東京―金沢 | 13,850 | 14,380 | 19,100 | 27,480 |
単位 : 円 (2019年10月1日の消費税増税後更新)
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