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【平昌時事】韓国を訪問中の安倍晋三首相は9日夜、文在寅大統領が主催した平昌冬季五輪のレセプション会場で、北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長と立ったまま短時間言葉を交わした。日本政府が明らかにした。首相が金正恩体制の北朝鮮幹部と接触するのは初めて。首相は金永南氏に対し、拉致・核・ミサイル問題に関する日本側の考えを伝えた。
一方、韓国大統領府の説明では、首相は金氏と握手もしたとしているが、日本側は握手したかどうかを明らかにしていない。韓国側によると、レセプションにはペンス米副大統領も出席したが金氏と握手をしなかった。グテレス国連事務総長が金氏の隣に座り、通訳を介して長く会話をした。
金永南氏は北朝鮮指導部ナンバー2。安倍政権では、金正恩体制下の2013年に飯島勲内閣官房参与が訪朝時に会談している。
[Copyright The Jiji Press, Ltd.]
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