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松本死刑囚、家族と面会絶ち9年=異様な言動、拘置所でも
[2018.01.24]

東京拘置所に収容されているオウム真理教元代表松本智津夫死刑囚(62)は2008年から後は、家族や弁護人と面会していないとされ、近況は不明だ。ただ、トイレに行かずおむつを着用するなど、異様な生活の一端が明らかになっている。

「弟子たちにストップを命じたが、負けた形になった」。公判が始まった当初は法廷で積極的に発言していた松本死刑囚だったが、やがて不規則発言や居眠りが目立つように。その後、被告人質問では沈黙を貫き、弁護人との接見も拒否した。

松本死刑囚と接見した精神科医が東京高裁に提出した鑑定書などによると、同被告は失禁するようになり、01年から日常的におむつを着用。一方、家族との面会は04年から始まったが意思疎通ができず、08年を最後に途絶えたという。

控訴審で弁護側は「訴訟能力がなく、公判を停止し治療を受けさせるべきだ」と主張した。しかし、東京高裁は精神科医の鑑定や、裁判官が松本死刑囚と直接面会した結果などから訴訟能力はあると認定した。

最近では、松本死刑囚の四女(28)が申し立てた家事審判に絡み、家裁から照会を受けた東京拘置所が「聴力や身体機能は保たれ、精神的障害はない」と回答。運動や入浴をし、健康診断にも応じるが、面会はかたくなに拒否しているとした。

刑事訴訟法は確定死刑囚が心神喪失の状態にある場合、刑の執行を停止すると定めているが、法務省幹部は「執行に問題はない」と話している。 

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2018.01.24]
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