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ヘレン・ケラーはハチ公ファン=来日時「秋田犬欲しい」
[2018.01.25]

【ニューヨーク時事】米社会福祉活動家ヘレン・ケラー(1880〜1968年)と「忠犬ハチ公」の関係をテーマとした展覧会がニューヨークで開かれている。企画した米在住の作家マクドナルド由美さんによると、ケラーはハチ公の大ファンで、初来日時に秋田犬を米国に連れ帰ったという。

1歳7カ月で視覚と聴覚を失い、言葉も不自由だったケラーは、子どもの頃から晩年に至るまで多種多様な犬を飼い、動物に触れる喜びを感じていたとされる。東京・渋谷駅で帰らぬ主人を待ち続けたハチ公の物語に感銘を受け、1937年の初来日の際には「秋田犬が欲しい」と関係者に頼んだ記録が残っている。

ケラーの希望に応え、後に「秋田犬保存会」副会長を務めた故小笠原一郎氏が子犬「神風号」をプレゼントしたが、渡米後2カ月で病死。それを知った小笠原氏は39年に3歳の成犬「剣山号」を改めて贈り、ケラーはコネティカット州の自宅で長年一緒に過ごしたという。

渋谷駅前に再建されたハチ公像に触れる米社会福祉活動家ヘレン・ケラーの写真=23日、アメリカ・ニューヨーク(時事)

展覧会では、当時の写真や手紙のほか、48年の2度目の来日時、渋谷駅前に再建されたばかりのハチ公像に触れてほほ笑むケラーの写真が載った雑誌などを展示。3月のロサンゼルスでの展覧会を経て、資料は白根記念渋谷区郷土博物館・文学館に寄贈される。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2018.01.25]
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