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[ニュース]私立中入試、英語が急増=首都圏は4年で8倍-「関心高い」大学受験も視野
[2018.02.03]

私立中学校が入試シーズンを迎えている。首都圏や関西では、一般入試で英語を取り入れる学校が急増。グローバル化が進み、大学入試で英語の出題方法の変更も予定され、保護者の関心は高い。私立中は、英語教育に力を入れていることをアピールするほか、英語力のある子どもを囲い込む狙いがありそうだ。

中学入試の模試を手掛ける首都圏模試センター(東京)の集計では、2018年度入試を行う埼玉、千葉、東京、神奈川の4都県の私立中で英語を実施するのは101校。4年前の13校から約8倍に拡大した。大手進学塾の浜学園(兵庫)によると、関西2府4県の実施校は28校で、4年前の6校から急増している。

両地域とも、中堅校が受験者増を狙って始め、難関校にも広がったという。17年度には市川中(千葉)が初めて実施。19年度は慶応湘南藤沢中等部(神奈川)も始める。

首都圏では試験科目は国語と算数が必須で、社会・理科と英語のどちらかを選択する中学が多いが、英語のみの試験を実施する学校もある。

20年度から全面実施される小学校の次期学習指導要領では、5、6年の英語が正式教科になる。現行の大学入試センター試験に代わって同年度から始まる「大学入学共通テスト」の英語は、「読む・聞く」に「話す・書く」も加えた4技能を測る。近年は小学生以下の子どもに英語や英会話を学ばせる家庭も多い。

市川中は「英語教育に関心を持つ家庭や、幼少から英語を勉強する子が増えると見込み、レベルの高い小学生向けに英語受験の選択肢を設けた」と説明。受験者増のほか、英語で先行する生徒が大学受験で好成績を収めたり、他の生徒に刺激を与えたりすることも期待しているという。

大手進学塾の栄光ゼミナール(東京)入試サポート部の山中亨課長は「とりあえず英語も試験科目に入れておこうという学校から、本気で英語力の高い子の獲得を目指す学校まで立ち位置はさまざまだが、今後も受験生に門戸を広げるため、英語を実施する学校は増えるだろう」とみている。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

  • [2018.02.03]
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