ニッポンの城

【日本100名城®】岐阜県・岩村城

歴史

日本三大山城の1つ岩村城は、日本で最も高い標高717メートルの位置にある山城として知られる。城内に17カ所の井戸があり、武田信玄、織田信長など有名な武将からの攻撃にも長期間耐え抜いた。

岐阜県・岩村城

  • 築城年:1185年
  • 初代城主:加藤景廉(かとう・かげかど)
  • 主な見どころ:六段壁、本丸埋門、霧ケ井、藩主邸(復元)など
  • 料金:無料、麓の岩村歴史資料館は入場料300円(一般)
  • 所在地:岐阜県恵那市岩村町字城山
  • 公式HPなど:女城主の里いわむら

日本一標高の高いところに築かれた山城

岡山県の備中松山城、奈良県の大和高取城とともに日本三大山城と呼ばれる岩村城は標高717メートルにあり、現在も総延長 1.7 キロメートルの壮大な石垣が当時の面影を伝えている。山城でありながら城内に17カ所の井戸があり、中でも城主専用の井戸「霧ケ井」に秘蔵の大蛇の骨を投じると城全体が覆われたといわれ、岩村城は「霧ケ城」の別名がついた。

この城を初めて築いたのは源頼朝の家臣であった加藤景廉と伝えられ、その後遠山氏を名乗って代々城主を務めた。16世紀後半には、病没した城主に代わってその妻おつやの方が実質的な城主として領地を治めた時期がある。おつやの方は、武田信玄配下の武将による3カ月間の攻撃に耐えた後に敵将と再婚して和睦。その後、武田氏と敵対していた織田信長の軍勢とも半年に及ぶ籠城戦の末、最終的に領民の命の保護を条件に開城したという。

17世紀以降、城主となった松平氏が城を改修して現在の形になった。当時の藩主邸、太鼓櫓(たいこやぐら)、表御門(おもてごもん)などが復元されている。

復元された岩村城の藩主邸と太鼓櫓(PIXTA)
復元された岩村城の藩主邸と太鼓櫓(PIXTA)

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バナー写真:岩村城六段壁(PIXTA)

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