北アルプスで最も美しい火山湖「みくりが池」:富山の自然・景観スポット(4)

みくりが池

晩秋のみくりが池

室堂平は、雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)の立山が間近に迫る高原。その室堂平を代表する景色が、約1万年前の噴火で誕生した火山湖「みくりが池」だ。標高2405メートルにあり、面積は約3万平方メートル、水深は15メートル、池の周囲は631メートルである。

6月まではすっぽりと雪で覆われているが、7月から10月はその美しい紺碧(こんぺき)の水面に立山の姿を映し出す。高山植物の種類も豊富で、周辺に生えたハイマツの中には天然記念物に指定される雷鳥がひそんでいることもあるので、運が良ければ出会えるかも。

●交通アクセス
立山黒部アルペンルート「室堂ターミナル」から徒歩約10

編集協力:富山県観光・交通・地域振興局 観光振興室
     公益社団法人 とやま観光推進機構
富山県観光公式サイト:とやま観光ナビ 「みくりが池」紹介ページ
(バナー写真:標高2405メートルにあり、3000メートル級の山々に囲まれたみくりが池)

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