【トクする!防災】避難の心得 地震編 地震が起きたら
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避難の心得 地震編 地震が起きたら
世界で有名な地震大国、日本。皆さん、地震が起きたら、どうやって自分の身を守るか知っていますか。
地震の揺れの大きさを表す「震度」は、0から7まであります。
自宅で大きな地震が起きたら
大きな地震が起きたら、まず自分の身を守る行動をしましょう。
大きな家具や窓ガラスなどから離れましょう。
テーブルの下などに隠れるようにしましょう。
慌ててガスコンロの火を消しに行く必要はありません。
都市ガスは大きな揺れで自動的に止まるようになっていますので、地震の揺れがおさまってから確認しに行くようにしましょう。
外にいるとき、大きな地震が起きたら
ガラスの破片などが落ちてくる危険性があるので、カバンなどで頭を守り、なるべく建物から離れるようにしましょう。
高いビルにいるとき、大きな地震が起きたら
高いビルからすぐに出ることは大変危険です。外へ避難(※1)しようとせず、頭を保護し、倒れるもののない場所で揺れがおさまるのを待ちましょう。大きなキャビネットやガラス窓などから離れましょう。
停電により閉じ込められる場合があるので、エレベーターを使ってはいけません。安全のためと理解して、パニックを起こさないようにしましょう。
【※1】避難(emergency, evacuation, refuge)とは、災難を避けること。災害を避けて、(住んでいる場所や滞在している場所から)安全な場所へ移動すること。
エレベーター、エスカレーターに乗っているとき、大きな地震が起きたら
エレベーター編
エレベーター内にいるときは、全ての階のボタンを押し、停止した階で降りましょう。万が一、エレベーター内に閉じ込められてしまった場合は、慌てずに「非常用呼び出しボタン」や「インターホン」で連絡し、救助を待ちましょう。
非常用呼び出しボタンやインターホンもつながらない場合は、エレベーター内に書かれてあるサービス会社か消防署に直接電話しましょう。
日本において電話で119番を押すと、消防署につながります。
エスカレーター編
地震が起きてエスカレーターの急ブレーキがかかると、転倒の危険性があります。エスカレーターに乗るときは普段から必ず手すりに手をかけて乗りましょう。
いずれにしても地震が起きたら、エレベーターと同じでエスカレーターも使わないでください。
地下街にいるとき、大きな地震が起きたら
まずウィンドウガラス、看板などから早く離れましょう。そして、持っているバッグなどで落下物から頭を守りましょう。
壁伝い(※2)に移動して、混んでいない非常口から出ましょう。
【※2】壁伝いとは、壁などに手をかけ、それに沿って歩くこと。
電車に乗っているとき、大きな地震が起きたら
カバンなどで頭を守り、とても危ないので、絶対に電車から降りないでください。
座っている場合は、荷物をしっかり持ち、立っている場合は、つり革や手すりにしっかりとつかまってください。
スーパーやコンビニなどにいるとき、大きな地震が起きたら
まず棚から離れて、落ちてくる商品から頭を守りましょう。1番危険なのは、スーパーやコンビニの大きなガラス付近ですので、近くに行かないようにしましょう。
すぐに出口へ移動できなかったら、レジカウンターのテーブルの下が安全です。地震の揺れがおさまってから、避難してください。