「ハローキティ新幹線」が西日本と乗客をつなぐ:フォトギャラリー

・ハローキティをデザインした山陽新幹線が2018年6月30日から運行
・外装はもちろん、内装もハローキティ・ワールドが全開
・西日本の魅力を発信する展示コーナーやショップ、フォトスポット

国内外で愛されるサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」。そのかわいらしい世界観をあしらった新幹線が、2018630日から博多-新大阪間で運行を開始する。それに先立ち、25日に博多総合車両所(福岡県那珂川町)でメディア向けに車両を公開した。

この「ハローキティ新幹線」は、JR西日本の山陽新幹線500系こだま号の特別仕様車。外観はハローキティのシンボル「ピンクのリボン」をモチーフにデザインされ、車掌姿のキティちゃんが地域と乗客を「つなぐ」「結ぶ」という思いを込めたという。

車両のデザインはピンクと白が基調となる

1号車と2号車の内装もキティワールドが全開。座席や壁面だけでなく、床やテーブル、トイレなど至る所にハローキティがあしらわれている。1号車は西日本の各地域の魅力を発信する展示スペース「HELLO! PLAZA」で、モニターからは観光情報が流れ、各地域の名産品やグッズの販売などが行われる。2号車の「KAWAII! ROOM」は自由席の車両で、座席のひじ掛けや窓枠などにハローキティがデザインされ、ファンにはうれしいフォトスポットも用意されている。車両は8両編成で、38号車は通常仕様の内装となるが、どこかにハローキティのイラストが隠されているらしい。

1号車「HELLO! PLAZA」には展示スペースの他に、休憩コーナーもある

博多発午前640分のこだま730号と新大阪発午前1129分のこだま741号として、11往復の運行となる。自由席があるので、切符の当日購入も可能。点検日などは運休となるため、公式ホームページで確認して、ネット予約するのをおすすめする。(2018年9月末までの運休日は7月1820日、8810日、9月は35日と2628日)

2号車「KAWAII! ROOM」には記念撮影ブースが設置される

 ●フォトギャラリー

メインモチーフはハローキティのピンク・リボン

色はピンクと白が基調になっている

ロゴのキティちゃんは車掌さんの制服姿

西日本8県をテーマにしたハローキティが各車両を彩る。左の1号車は福岡県、右の2号車は山口県

1号車「HELLO! PLAZA」では地域の魅力を発信する

1号車の映像コーナー。観光動画などが流される

左がレストコーナー、右が展示コーナー

ベンチのリボンや窓の日よけもかわいらしい

2号車の「KAWAII! ROOM」。左側にはベビーカーや旅行カバン置き場がある

フォトスポットでは大きなフィギュアと一緒に撮影できる

ドアにもリボンや水玉があしらわれている

座席部分もキティワールドが全開

2号車の窓の日よけと座席のヘッドカバー

シートのひじ掛けや床もピンク色に

トイレ内にもピンクのリボンが

洗面所はピンクの水玉模様

車両通路にもたくさんのキティちゃんやリボンがあしらわれている

ごみ箱を案内するハローキティ

テーブルにもワンポイントでリボンが飾られている

写真=草野 清一郎

 

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