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日本酒の輸出、過去最高の222億円に : スパークリングやフルーティな吟醸酒が人気

経済・ビジネス

日本酒の人気が世界へ広まっている。輸出用として人気なのは、軽めでフルーティなものが中心。通好みの本格日本酒はまだまだこれから!

日本食が世界的に注目されているのに伴って、日本酒人気も高まってきている。日本酒の輸出額は9年連続で過去最高額を更新し、2018年は222億円と初めて200億円を突破した。数量ベースでも2万5700キロリットル(一升瓶換算で1400万本)と過去最高を更新した。

国別では米国が63億1300万円で全体の3割近くを占め、香港、中国、韓国、台湾のアジア諸国・地域がこれに続いた。中でも、対中国への輸出額は2014年以降、急激に伸びており、金額ベースで2位の香港に肉薄している。来日外国人3000万人のうち約27%を中国人が占めており、観光での来日などをきっかけに日本の食文化に興味を持つ人が増えていると考えられる。

日本酒造組合中央会によると、海外では「日本酒はアルコール度数が高くて危険な酒」というイメージが先行しているため、逆に低アルコールのスパークリングやフルーティな吟醸酒、梅酒や柚子酒などが好感を持って受け入れられているという。

最大の輸出先である米国では、現地生産する酒造メーカーもあり、日本酒への関心や理解が高い人が多い。そのため、通好みの本格的な日本酒の人気も高まっているという。

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