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気温高く、紅葉は平年並み~遅め : イチョウ並木の黄色のじゅうたんは11月

環境・自然 暮らし 社会

紅葉狩りシーズン到来。燃えるように赤く染まる山の紅葉もいいですが、都会のイチョウ並木のライトアップにもうっとり。北日本から南下していく紅葉・黄葉の見ごろ予想をご紹介。

朝晩は冷え込むようになり、秋の気配を感じるようになった。紅葉・黄葉は秋から冬にかけて気温が下がるにつれ、葉の色づきが進む。温かい地方から北上する桜前線とは反対に、紅葉前線は北日本から徐々に南下、標高の高い山間部から平野の都市部へと降りてくる。

日本気象株式会社(本社大阪)が10月3日発表した紅葉予想によると、2019年秋は平年よりやや高めの気温が予想されるため、紅葉・黄葉の見ごろ時期は平年並みか平年よりやや遅くなる見込み。

標高の高い山間部では10月に入り紅葉が始まっているものの、平野部では北海道でも10月中旬頃から、東北以南では11月中旬以降となる。

出所 : 日本気象株式会社
出所 : 日本気象株式会社

黄葉(主にイチョウ)は街路樹などとして植樹されたもので、山間部にはあまりなく、都市部が中心。公園や並木道が黄色いじゅうたんで埋め尽くされるのは東北以南では11月中・下旬頃。

出所 : 日本気象株式会社
出所 : 日本気象株式会社

バナー写真 : 「赤れんが庁舎」の名で親しまれる北海道庁旧本庁舎(2018年秋、撮影・前田 明裕)

紅葉 イチョウ