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幼稚園から高校まで私立だと1830万円:文科省の教育費調査

社会

公立の小学生に親がかける教育費は、1人平均年32万円。私立ではその約5倍以上の約160万円。幼稚園から高校までの15年を全て私立に通わせると、教育費の総額は1800万円を超えるという。

文部科学省の2018年度「子供の学習費調査」によると、幼稚園から高校まで15年間を全て私立に通った場合、学習費(授業料や給食費、通学費、学校外の習い事・学習塾費など)総額の平均は過去最高の1830万円で、公立に通った場合(541万円)の3倍以上に上った。

調査は1994年度から隔年で実施している。今回は全国の幼稚園、小中高校1140校の計2万4748人の保護者から、子供1人当たりの支出についての有効回答を得た。

学校種別の学習費総額、学校教育費、学習塾費の内訳は下表の通り。学校教育費の中には授業料のほかPTA会費、教科書代、修学旅行・遠足費、制服代、通学費など、給食費を除くほぼ全ての学校通学にかかわる費用が含まれる。

学校種別の学習費(円)

学習費総額 うち学校教育費 うち学習塾費
幼稚園 公立 223,647 120,738 7,788
私立 527,916 331,378 27,401
小学校 公立 321,281 63,102 53,313
私立 1,598,691 904,164 252,790
中学校 公立 488,397 138,961 202,965
私立 1,406,433 1,071,438 153,365
高校(全日制) 公立 457,380 280,487 106,884
私立 969,911 719,051 129,313

(文部科学省:2018年度「子供の学習費調査)

特に小学校では公、私立の学習費の差が大きく、前回16年調査(公立32万2310円、私立152万8237円)よりも差が開いた。

私立小学校の授業料は平均で48万5337円、学校納付金などが23万1425円。私立中学校の授業料は平均42万8574円。学校納付金などが30万5130円だった。

私立の幼稚園、小中学校に通う子供の学習塾費はいずれも過去最高だった。

バナー写真:(SoutaBank/PIXTA)

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