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N-BOXが3年連続の首位 : 2019年車名別新車販売

経済・ビジネス 社会

2019年の車名別新車販売台数、順位の入れ替わりはあれど、軽ハイトワゴン人気は変わらず。N-BOXはフルモデルチェンジから2年でも、依然、好調。

2019年の新車販売の車名別トップは、3年連続でホンダの軽・ハイトワゴンN-BOXだった。販売台数は前年比4.8%増25万3500台。2位のダイハツの軽自動車タント(17万5292台)を8万台近く引き離した。

N-BOXは2017年9月にフルモデルチェンジし、同月から2019年10月まで26カ月連続で車種別新車販売台数の首位を獲得する超ロングヒットを記録。11月には首位をタントに譲ったものの、12月には再び首位に返り咲いた。軽自動車各社は「N-BOXに続け!」と安全装備の充実や室内空間の使い勝手に工夫を凝らしており、軽自動車全体のレベルアップ、イメージアップにもつながっている。

トップ10に入った軽自動車はいずれも「ハイトワゴン」「トールワゴン」と呼ばれるタイプ。ゆったりとした室内空間を確保し、スライドドアで乗り降りしやすいことから、子育て世代や高齢者のいる世帯にも人気だ。

2019 2018 2017
1 N-BOX ホンダ N-BOX ホンダ N-BOX ホンダ
2 タント ダイハツ スペーシア スズキ プリウス トヨタ
3 スペーシア スズキ デイズ 日産 ムーヴ ダイハツ
4 デイズ 日産 タント ダイハツ タント ダイハツ
5 プリウス トヨタ ノート 日産 ノート 日産
6 ムーヴ ダイハツ ムーヴ ダイハツ デイズ 日産
7 ノート 日産 アクア トヨタ アクア トヨタ
8 シエンタ トヨタ プリウス トヨタ C-HR  トヨタ
9 カローラ トヨタ ワゴンR スズキ ワゴンR スズキ
10 アクア トヨタ ミラ ダイハツ スペーシア スズキ

黄網掛けは軽自動車
日本自動車販売連合会と全国軽自動車協会連合会のデータを基に編集部作成

軽自動車を除く登録車では、トヨタのハイブリッド車プリウスが前年比8.8%増の12万5847台でトップ(軽自動車を含めた総合順位は5位)となった。日産ノートは13.1%減の11万8472台だった。

バナー写真 : N-BOX(ホンダ提供)

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