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高校生のネット利用は1日平均4時間 : 内閣府の実態調査

社会 教育

大人だって、朝起きてから夜寝るまで、スマホを手放せない。何かを調べるのも、時間つぶしをするのもなんでもスマホが頼り。子どもたちがネット依存になっていくのも無理はないよね。

高校生が1日の中でネットに「つながっている」時間は前年より31分延びて4時間8分―内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」で、インターネット依存が一段と高まっていることが明らかになった。調査では、高校生の99.1%が「インターネットを利用している」と回答し、91.9%がスマートフォンを利用していた。高校生で1日の中で3時間以上利用する人の割合は4.6%増の66.3%だった。

小・中学生でも利用時間は年を追うごとに増加する傾向にあり、子どもたちにとっても、「つながっている」ことが当たり前の状態になりつつある。

具体的な利用内容としては、小・中・高校生共通してLINEなどを使ったコミュニケーションやYouTubeなどの動画視聴、ゲームが上位を占めた。学習アプリなどを使った勉強系や電子書籍は相対的に利用度が低い。

調査は1月から2月にかけて、全国の10~17歳5000人を対象に実施した。

バナー写真 : PIXTA

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