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除菌・手洗いはマメに、でも化粧は手抜き? : 新型コロナ流行で暮らしの変化

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テレワークは仕事をする場所がオフィスから家のデスクに変わっただけで、緊張感は微塵(みじん)も変わらない! とはいえ、人に直接会わないとなると、どうもメイクしてピシっとジャケットを着て…なんて気分にはならない。花王の調査でも、メイクする人が減っていることが分かった。

新型コロナウイルスの世界的な流行で、「テレワーク」「3密の回避」などの新しい生活様式が推奨され、日常生活が大きく変化している。花王が実施したアンケート調査で、ほぼ全員が「この冬に何らかのウイルス・感染症対策をした」と回答。最も多かったのは、「手洗い」(94%)で、「マスク」(84%)、「うがい」(77%)、「手指用の除菌・消毒剤を使う」(70%)が続いた。

2018年の「インフルエンザ対策」として同様のアンケートを実施した際の結果と比較すると、「手指用の除菌・消毒剤を使う」が44%増となったほか、「マスク」「人混みを避ける」「空間の換気」などが大幅に増え、新型コロナの流行が人々の行動様式に変化を与えていることが分かった。

新型コロナウイルスによって、日常生活にどのような変化があったか首都圏在住の既婚女性に聞いたところ、身の回りの除菌や清潔の維持に関する項目は増えたが、化粧に関する項目は「減った」と答えた人が14~21%に上った。働き方の変化で人に直接会う機会が減り、買いものなどに行く際にもマスク着用するのが当たり前になり、メイクは手抜き傾向ということか。

バナー写真 : PIXTA

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