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8都道府県では、まだまだステイホーム! : 政府が緊急事態宣言を一部解除

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外出自粛、テレワーク励行の効果か、新型コロナウイルスの新規の感染者は5月に入って減少傾向が顕著となり、政府は39県の緊急事態宣言を解除した。解除の対象とならなかった北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫の8都道府県だって感染者数は減っている。今より自由な生活を取り戻すために、自粛生活もうひと頑張り!まだまだ「ステイホーム」!

安倍晋三首相は14日会見し、新型コロナウイルス感染症対策の「特定警戒都道府県」に指定していた茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県を含む39県の緊急事態宣言を解除した。

「特定警戒」のうち北海道、千葉、埼玉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫の8都道府県については宣言を継続し、21日に解除の可否を改めて判断する。

4月1日から5月13日までの8都道府県の新規の感染者数の推移を見ると、最初に緊急事態宣言を出した4月7日以降2週間程度が新規感染確認のピークがあり、その後は、漸減傾向にあることが見てとれる。

新型コロナウイルスをめぐる主な出来事

5月31日 延長された緊急事態宣言の期限
5月25日 首都圏と北海道の解除の可否を判断
5月21日 大阪、京都、兵庫の関西3府県の緊急事態宣言を解除 (首都圏、北海道は解除見送り)
5月14日 39県の緊急事態宣言を解除
5月6日 当初設定されていた緊急事態宣言の期限
5月4日 緊急事態宣言の延長を決定
5月4日 世界の感染者数が350万人を突破
5月2日 国内の感染死者数が500人超に
4月30日 「国民に一律10万円現金給付」を柱とする補正予算が成立
4月28日 東京の感染者数が4000人超に
4月18日 国内感染者数が1万人を突破
4月16日 緊急事態宣言を全国に拡大
4月14日 立皇嗣の礼の延期を決定
4月12日 東京の感染者2000人超に
4月11日 世界の感染死者10万人超に
4月7日 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県対象に緊急事態宣言
3月30日 小池百合子都知事がカラオケ、ライブハウス、バーやナイトクラブを名指しして、夜間の外出の自粛を要請
3月29日 タレントの志村けんさん死去
3月25日 小池百合子都知事が「感染爆発の重大局面にある」とし、週末の外出の自粛を要請
3月24日 東京五輪・パラリンピックの延期決定、2021年夏までの開催でIOCと一致
3月13日 新型インフルエンザ改正特措法成立(緊急事態宣言の発出が可能に)
3月11日 WHOがパンデミック(世界的な大流行)表明
2月28日 北海道が独自の緊急事態宣言、週末の外出自粛などを要請(3月19日まで)
2月27日 安倍晋三首相が全国の小中高校に3月2日からの臨時休校を要請
2月3日 クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港沖到着、その後集団感染が判明
1月16日 厚生労働省が国内初の感染者確認を発表

バナー写真 : 「ステイホームはもう飽きたにゃー」とのたまうネコ(ぱくたそ)

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