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東はディズニー、西はUSJ : 全国テーマパークランキング

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全国のテーマパークは新型コロナウイルスの感染防止対策で臨時休園を余儀なくされ、春休みやゴールデンウイークに子どもたちの歓声が響くことはなった。夏休みには、行けるといいね!

オリコンME(本社東京)の実施したテーマパークの顧客満足度調査で、東日本は「東京ディズニーシー(TDS)」、西日本は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」がそれぞれトップに輝いた。

調査は1月に全国の15歳以上の約5000人を対象に実施。「チケットの買いやすさ」「スタッフの対応」「パーク内の快適さ」「空間演出」「フード・ドリンクの充実」「ショップの充実」「利用のしやすさ」の7項目について聞いた。

東日本ランキング 総合TOP5

テーマパーク 得点
東京ディズニーシー(TDS)(千葉県浦安市) 76.33
東京ディズニーランド(TDL)(千葉県浦安市) 75.62
サンリオビューロランド(東京都多摩市) 72.03
ふなばしアンデルセン公園(千葉県船橋市) 71.74
スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市) 71.17

編集部注 : 6月1日時点で、TDS、TDL、サンリオピューロランド、スパリゾートハワイアンズは臨時休業中再開時期は公表されていない。ふなばしアンデルセン公園は6月2日から営業再開予定

西日本ランキング 総合TOP5

テーマパーク 得点
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪市) 70.73
ハウステンボス(長崎県佐世保市) 69.68
ハーモニーランド(大分県日出町) 69.27
志摩スペイン村(三重県志摩市) 68.68
東映太秦映画村(京都市) 67.55

編集部注 : 6月1日時点で、志摩スペイン村、東映太秦映画村は臨時休業で再開時期は公表されていない。USJ、ハーモニーランドは8日から制限付再開予定。ハウステンボスは6月18日までは長崎県在住者限定公開

東日本で総合1位のTDSは「チケットの買いやすさ」を除く6項目でトップ。隣接する東京ディズニーランド(TDL)は同6項目でTDSに続く2位で、盤石の人気を誇る。TDS、TDLともに「スタッフの対応」の項目で80点台の高得点だった。

「チケットの買いやすさ」でトップとなったのは「ふなばしアンデルセン公園」。船橋市の公立公園のため、大人900円、小中学生200円などテーマパークとしては破格の料金設定。「入場料だけで遊び倒せるところがとてもいい」など、個別コメントでは料金についてのコメントが多く挙げられているという。

一方、西日本はユニバーサル・スタジオ・ジャパンが総合1位。年代別の集計でも、20代~60代まで全ての年代で1位を獲得した。個別のコメントでは、スタッフの対応の良さや、交通の便を評価する声があった。

東日本はトップ5のうち4つが「東京圏」であるのに対して、西日本は人気のテーマパークが地理的に分散している。

東・西TOP5の「スタッフの対応」「空間演出」の得点

  スタッフの対応 空間演出
東京ディズニーシー 80.99 79.96
東京ディズニーランド 80.09 79.13
サンリオビューロランド 76.28 73.02
ふなばしアンデルセン公園 76.58 71.41
スパリゾートハワイアンズ 74.64 73.76
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 74.70 74.01
ハウステンボス 72.63 70.93
ハーモニーランド 74.47 71.30
志摩スペイン村 72.86 69.42
東映太秦映画村 70.60 68.29

注 : 各施設の営業再開状況については、それぞれのウェブサイトでご確認下さい

バナー写真 : 時事

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