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「計画を立てて勉強できている」人は半数以下 : 中高生の学び実態調査

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長期間の休校、リモート授業など中高生の学びも大きな変化にさらされた年になった。学生自身が感じている課題を文具メーカーのコクヨが調査した。

試験の点数アップや目標達成のために「勉強計画を立てるべきだと思うか」という問いに対して、「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計は91.4%。ほとんどの学生が計画の必要性は理解している。しかし、実際に計画を立てて勉強しているのは「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計で46%と半数以下だった。

一方、ノートの取り方については、「効果的にノートを取っている」と自信を持っている学生が65.4%だった。実際にどのようにノートを取っているか聞いたところ、「聞いたことや印象に残ったことをメモしておく」と答えた人が半数以上いて、板書を写すだけではなく、授業のポイントなどを自分なりに記録に残している様子がうかがえる。

「勉強法に関する情報をどこから得るか?」聞いたところ、「YouTubeなどの動画サイト」が最も多く、ネット検索やSNSなどのデジタルを有効活用していることが分かる。しかし、実践している暗記法は「繰り返し読む」「繰り返し書く」など、昔ながらのアナログな手法が主流だった。

バナー写真 : PIXTA

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