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100歳以上高齢者、初の8万人超に : 88%が女性

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厚生労働省が老人の日(9月15日)に合わせて公表した、100歳以上の高齢者の数が初めて8万人を突破した。そのうち88.2%を女性が占める。日本の長寿化は女性がけん引している。国内最高齢の田中カ子さんは世界最高齢でもあり、ギネスホルダーだ。

2020年9月1日時点の住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者の数が前年より9176人増加し、初めて8万人を突破、8万450人となった。100歳以上人口の増加は50年連続。世界有数の長寿国日本だが、100歳以上人口は圧倒的に女性が多く、全体の88.2%を占めた。

最高齢の女性は福岡市在住の田中カ子(かね)さん117歳。田中さんは19年3月に世界最高齢者としてギネスに公式認定されている。さらに、2020年9月19日には117歳261日を迎え、2018年に亡くなった鹿児島県喜界町の田島ナビさん(117歳260日)を抜き、国内の歴代最高齢を更新した。最高齢男性は奈良市在住の上田幹蔵さん110歳。

老人福祉法が制定された1963年には、100歳以上の高齢者は全国で153人だったが、81年に1000人を突破、98年に1万人を突破し、その後も右肩上がりに増え続けている。前年比増加数が9000人超となるのは初めてで、1920年の出生数がそれまでの年と比べて多かったことが影響しているとみられる。

都道府県別で人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の数が最も多いのが島根県の127.60人、最も少ないのは埼玉県の40.01人で約3倍以上の開きがあった。西高東低で、特に関東地方など都市圏は、人口あたりの100歳以上が少ない傾向がある。

人口10万人あたりの100歳以上人口

多い県 少ない県
島根県 127.6 埼玉県 40.0
高知県 119.8 愛知県 41.8
鳥取県 109.9 千葉県 46.0
鹿児島県 108.9 大阪府 46.7
山口県 100.5 神奈川県 47.4

厚生労働省発表のデータを基に編集部作成

※オリジナルの記事は2020年9月17日公開。19日に一部情報をアップデートした

バナー写真 : 117歳の誕生日を祝う田中カ子さん(共同イメージズ、2020年1月5日)

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