Japan Data

孫消費大幅減少 : 消費増税とコロナ禍でダブルパンチ?

経済・ビジネス 家族・家庭

じいちゃん&ばあちゃんからおこづかいやプレゼントをもらえるのは、孫にとっては定期収入とは別の“臨時ボーナス”のようなもの。でも、コロナ禍で会える機会が減ったために、ボーナス減額?

ソニー生命が毎年実施している「シニアの生活意識調査」で、最近1年間に孫のために使った金額は「5万~10万円未満」が27.1%と最も多く、平均は11万2715円だった。前年までの上昇傾向から一転して、1万8619円もの大幅減少となった。同社では「コロナ禍で孫と会える機会が減少したことに加えて、2019年10月の消費税増税が効いている可能性がある」と分析している。

出費の項目で最も多かったのは「おこづかい」で、「一緒に外食」「おもちゃ・ゲーム」が続いた。

孫と一緒に何がしたいか聞いたところ、「外食」が55.6%と最も多く、「旅行」49.7%、「会話」46.9%が続いた。「LINEなどでのやりとり」は9.7%だった。男女別でみると、男性は「公園で遊ぶ」「山・海で遊ぶ」「スポーツ」などアウトドア系のことを希望する人が多い。

バナー写真 : PIXTA

高齢者 お小遣い 高齢化 コロナ禍