お散歩がてら楽しめる絶景紅葉ランキング―リクルート「じゃらん」調査

リクルートライフスタイル（本社・東京）の旅行雑誌『じゃらん』が、どのような紅葉スポットに魅力を感じるかを尋ねたところ、「散歩がてら楽しめる」71.0％が圧倒的に多く、「温泉と一緒に楽しめる」43.1%を大きく引き離した。

「散策がてら楽しめる」「屋外レジャーとともに楽しめる」を切り口に、20～50歳代の男女1000人に紅葉絶景の中から行きたいスポット3つを選択してもらったところ、一番人気は空中散歩しながらの紅葉狩りを楽しめる山形県の蔵王ロープウェイだった。ベスト10は以下の通り。

1. 蔵王ロープウェイ（山形県）

空から眺める360度の紅葉大パノラマはロープウェイならではの絶景。標高855メートルの蔵王山麓駅から、1661メートルの地蔵山頂駅の標高差による色づきの違いも楽しめる。

蔵王ロープウェイ（PIXTA）

2. 伊香保温泉 河鹿橋（群馬県）

伊香保神社の先にある赤い太鼓橋と赤く色づく紅葉との共演。2020年は10月27日（火）から11月15日（日）は夜間のライトアップが行われる。

伊香保温泉　河鹿橋

3. 中尊寺（岩手県）

3000点以上の国宝・重要文化財を伝える天台宗の寺院。多くの堂塔が点在する広い境内を散策しながら紅葉を楽しめる。

中尊寺（PIXTA）

4. 修善寺温泉 桂橋（静岡県）

伊豆最古の温泉場として知られる修善寺。桂橋は「結ばれ橋」の愛称で親しまれている。紅葉の色に朱塗りの欄干が溶け込むさまはロマンチック。

修善寺温泉 桂橋（PIXTA）

5. 嵐山通船　嵐山の屋形船（京都）

紅葉を愛でる舟遊びで、しばし平安貴族の気分に浸れる。

嵐山の屋形船（PIXTA）

6. 白銀公園   白銀の滝（山形県）

江戸時代に栄えた「延沢銀山」の名に由来する銀山温泉。温泉街の奥から銀山洞の遺跡へとつづく自然公園内では、滝や渓流の近くを歩きながら、広葉樹の森を散策できる。

白銀の滝（PIXTA）

7. 奈良公園（奈良県）

東大寺、興福寺、春日大社など世界遺産の神社仏閣と隣接する660ヘクタールの広大な公園。ゆったりと歴史と自然美の調和を満喫したい。かわいい鹿にも出会える。

奈良公園（PIXTA）

8. 朱雀の庭（京都府）

池の周辺には約100本のイロハモミジが色づく。一番のみどころは、池の水面に映る紅葉の美しさ。黒御影石の上に1センチだけ水を張る独自の工夫で驚くほど鮮明に見える。

朱雀の庭（じゃらん提供）

9. 那須の森の空中アスレチック（栃木県）

豊かな森林と地形を生かした日本最大級の空中アスレチック施設。絶景ポイントの中で冒険気分を満喫できる。

那須の森の空中アスレチック（じゃらん提供）

10. 帝釈峡（広島県）

中国山地の中央に位置する全長約18キロメートルの峡谷で、国の名勝にも指定される比婆道後帝釈国定公園の主要景勝地。遊覧船から両岸の断崖を彩る紅葉を楽しむことができる。

帝釈峡（PIXTA）

バナー写真 : PIXTA