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意外と堅実? ゲーム課金利用する10代は13% ― SMBCコンシューマーファイナンス調査

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電車の中ではスマホ片手にゲームに夢中になっている若者が多いけれど、お金を払ってまでゲームをしている人はそれほど多くはないようだ。SMBCサービスの金銭感覚調査で、ゲームについての若者の考えが見えてくる。

SMBCコンシューマーファイナンスが15~19歳の学生の男女各500人を対象とした「金銭感覚についての意識調査」で、オンラインゲームでアイテム購入や “ガチャ” など課金サービスを利用しているか聞いたところ、「している」は12.7%だった。「していないが、したいと思う」17.7%を加えても、ゲームをするためにお金を払うことに肯定的な層は30%に留まった。男女別では、男性の方がゲームにお金を使う意向が強かった。

ゲーム課金を利用している人に、1カ月当たりに使っている額を聞いたところ、「1000円~2000円未満」32.2%に最も多くの回答が集まった。平均値は1512円。男性は1402円、女性は1769円で、女性の方が367円高かった。

ゲームに関する意識については、「お金を使ってでもゲームを有利に進めたい」「欲しいアイテム・キャラを手に入れるためにお金を惜しみたくない」「お金を使わないと楽しく遊べない」との問いに対しては、いずれも80~90%が否定的。ただ、「レアアイテムやレアキャラを手に入れた時は誇らしい気持ちになる」に対しては39.8%が「はい」と回答した。

「ゲームでお金を使ったことで後悔したことがある」人は、全体で22.4%。男女別では、男性が31.0%で、女性の13.8%の倍以上だった。

バナー写真 : PIXTA

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