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女性国家公務員、局長級は5%にも満たず

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国民の男性と女性の割合はほぼ半々。国家の政策の立案に携わる国家公務員で課長や局長職に就いている女性は1割にも満たない。男女共同参画社会を掲げる政府のお寒い現実…

内閣人事局のまとめによると、2020年7月時点で中央官庁の局長や審議官などの「指定職」相当のポストに就いている国家公務員1053人のうち女性は46人だった。女性割合は前年比0.2ポイント増の4.4%で、05年の調査開始以降の最高値となったが、政府が20年度末の目標値として掲げている5%の達成は困難だ。

課長・室長級は0.6ポイント増の5.9%、課長補佐級は0.7ポイント増の12.3%でいずれも過去最高を更新。課長補佐級は、20年度末12%としていた目標値をかろうじて達成した。

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