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10都府県で緊急事態宣言1カ月延長 : 状況改善すれば順次解除

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日々、発表される感染者数はかなり減少してきている実感があるが、10都府県で緊急事態宣言の延長が決まった。制約の多い日々が続くけれど、気持ちのよい春はもうすぐそこ…と信じて、もうひと踏んばり!

政府は2日、栃木県を除く10都府県で新型コロナウイルスの緊急事態宣言を3月7日まで延長することを決めた。引き続き、飲食店の営業時間の短縮、テレワークの活用などを柱とする感染対策の徹底を求める。感染状況が改善された地域については、期限前であっても順次解除する。

全国の感染者数の推移を見ると、宣言が発令された1月8日をピークにして着実に減少基調にある。ただ、初めて緊急事態宣言が出された2020年4~5月と比べると(2枚のグラフの縦軸を合わせている)、依然として高水準にあることが見てとれる。

2日時点の全国の重症者は937人で高止まりし、死亡者は過去最多の119人となった。医療現場に高い負荷がかかる状態が続いている。

緊急事態宣言の発出決定後の主な出来事

1月7日 政府は東京、埼玉、千葉、神奈川を対象に緊急事態宣言の発令を決定(発令は8日付)
1月8日 東京の累計感染者が7万人を突破。全国の感染者は7882人となり過去最多
1月9日 大阪、兵庫、京都の3府県が政府に緊急事態宣言の発令を要請
1月13日 緊急事態宣言の対象に大阪、兵庫、京都、愛知、岐阜、福岡、栃木の7府県を追加することを決定(発令は14日付)
1月14日 東京の累計感染者が8万人を突破
1月18日 静岡県で英国で流行しているのと同型の変異種の市中感染とみられる事例が判明。海外渡航歴や入国者との接触がない男女3人から変異種検出
1月18日 菅義偉首相は、新型コロナワクチンの接種を円滑に進めるため、河野太郎規制改革担当相を総合調整に当たらせると発表
1月20日 政府・自治体からの要請で首都圏の鉄道各社が終電時間の繰り上げ実施
1月21日 東京の累計感染者が9万人を突破
1月23日 国内の新型コロナウイルス感染して死亡した人が累計5000人を超えた
1月27日 厚生労働省のまとめで全国の重症者が過去最多の1043人となった
1月29日 緊急事態宣言中の深夜に銀座のクラブを訪れていたことの責任を取り、自民党の松本純国対委員長代理、公明党の遠山清彦幹事長代理はそれぞれ役職辞任
2月1日 公明党の遠山清彦氏が議員辞職。自民党の松本純氏ら3人が離党
2月1日 東京の累計感染者が10万人を突破
2月2日 政府は緊急事態宣言を発令していた11都府県のうち栃木のみを解除、残る10都府県については3月7日まで延長することを決定
2月2日 全国の1日当たりの死亡者が過去最多の119人となった

バナー写真 : 緊急事態宣言後、テナントを募集する空き店舗(時事、大阪市北区)

新型コロナウイルス 緊急事態宣言 第3波