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犬は猫の2倍以上!―ペットへの支出調査 : 美容院や健康管理は飼い主よりもお金がかかる?

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ペットがいるとエアコン24時間つけっぱなし、快適なベッド、気分に合わせて使える複数カ所のトイレ、年齢や体調に合わせたフード…と、支出にキリがない。それでも飼い主はハッピー。だって、「大切な家族」なのだから。

ペット保険のアニコム損害保険の調査で、2020年1年間のペット関連の支出は犬が前年比13.1%増の34万7104円、猫が同3.9%増の16万4835円だった。犬、猫ともに前年よりも増えた。犬・猫格差は一段と広がり、犬は猫の2倍以上となった。

調査は同社の保険契約者を対象にインターネットアンケート方式で実施、3532人から回答を得た。

犬・猫ともに最大の支出項目は「フード・おやつ」で、犬は6万4745円万円、猫は4万2925円だった。また、「ケガや病気の治療費」は犬は前年比34.7%増の6万430円、猫は33.1%増の3万1848円と共に30%以上増えた。同社では、「コロナ禍による在宅勤務の増加や外出自粛の影響で家で一緒に過ごす時間が増え、ペットの小さな変化に気付いて、病院に連れて行くことが多くなったのではないか」と分析している。

「自分自身よりもペットの方がお金がかかる」項目について聞いたところ、32.9%が美容院、30.8%が医療費と回答。「自分自身は2~3カ月に1回で済ませているが、愛犬は毎月トリミングしている」「こまめに健康診断を受け、軽度の異常でも積極的な治療をしている」などの回答が寄せられた。

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