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高齢者のワクチン接種、開始から1カ月でたった1% : 1日100万回への遠い道のり

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予約の電話回線がパンク。医師や看護師が足りない、会場が足りない!ワクチン狂騒曲が響きわたる日本。そもそも、諸外国と比べてワクチンの確保も接種開始も大幅に遅れていた。その分、準備のための時間が長かったはずなのに、いったいなぜ?

高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が4月12日にスタートして約1カ月。政府のまとめによると、5月10日までに少なくとも1回のワクチン接種を終えた高齢者は40.0万人。対象となる約3600万人の1.1%に過ぎない。2回目の接種まで終えた人は全体の0.01%で全国でたった1万5699人。横浜アリーナに収容できる程度の人数だ。

4月中は実施地域、ワクチン供給量とも限られていたため、接種が本格化するのはこれからだが、各地の自治体で予約受付のコールセンターに電話が集中して回線がダウンしたり、何度かけても電話がつながらないなどのトラブルが多発している。

2月から先行接種が始まった医療従事者は対象者約480万人のうち65%に当たる310万人が少なくとも1回の接種を終えたが、2回目まで完了したのは25%122万人とどまる。

菅義偉首相は、5月7日の記者会見で「先頭に立って、接種加速化を実行に移す」と決意表明。24日には、東京と大阪に「自衛隊大規模接種センター」を開設し、「1日100万回、高齢者への接種7月完了」の目標実現を目指す。

残り3カ月足らず、高齢者3600万人×2回=7200万回の99.4%が残っている。

バナー写真  : 共同イメージズ

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