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今年の札幌は暑い!: 最高気温は連日30度超え、東京と同水準?

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日本の大都市としては最も北に位置する札幌。東京五輪2020の競歩とマラソンは灼熱の東京を避けて、札幌が会場となっているが、今年の北海道は異常に暑いのだ!

東京よりも冷涼で過ごしやすいはずの北海道。しかし、2021年7月中旬以降はサハリン方面からの高気圧の張り出しで晴れた日が多く、各地で猛暑日を観測。複数の観測地点で7月としての最高気温を更新するなど記録的な暑さ。31日の旭川市江丹別で記録した38.4度は、その日の全国で最も高かった。

1964年の東京五輪・パラリンビックの年の7月24日から8月4日までの東京と札幌の気温の動きを見ると、札幌の最高気温はおおむね25度前後で推移し、東京の最低気温に近い水準。札幌の最低気温はほとんど20度を超えることなく、朝晩は心地よく過ごせる気候だった。

ところが、今年2021年は7月24日から8月4日までの札幌の最高気温は連日30度を超え、特に28日は35.1度の猛暑日となった。東京の最高気温と札幌の最高気温はほぼ同水準のレンジで推移している。最低気温も、札幌と東京はほぼ同水準で、札幌で20度を下回る日は一度もなかった。

競技日程は5日・6日が競歩、7日・8日がマラソン。選手の皆さん、無事に完走できますように!

バナー写真 : 札幌大通り公園の五輪モニュメント(撮影 前田明裕)

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