自民党総裁選 : 立候補表明＆模索中の人のプロフィール（2021）
政治・外交 社会 経済・ビジネス
菅義偉首相の突然の退陣表明で、9月17日告示・29日投開票の自民党総裁選に向けた動きが活発化している。10月21日の任期満了後にずれ込むとみられる衆院選を戦う顔として、誰を総裁に選ぶのか。立候補表明者や名前が取りざたされている人のプロフィールをまとめた。
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| 岸田文雄 | |
|---|---|
| 現在のポスト | 宏池会会長 |
| 生年月日 / 年齢 | 1957年7月29日 / 64歳 |
| 出身 | 東京都渋谷区 |
| 最終学歴 | 早稲田大学法学部 |
| 国政以前 | 日本長期信用銀行勤務 |
| 選挙区 / 当選回数 | 広島1区 / 9回 |
| 派閥 | 岸田派 |
| 主な党要職・閣僚経験 | 党政務調査会長、外相、防衛相、内閣府特命担当大臣 |
| トピックス |
「令和版所得倍増」などを掲げ8月26日に出馬表明。18年9月総裁選は意欲を示していたものの、不出馬を表明して安倍首相支持に回った。20年9月総裁選は535票中（棄権1票）89票で菅氏に敗れた |
| 高市早苗 | |
|---|---|
| 現在のポスト | |
| 生年月日 / 年齢 | 1961年3月7日 / 60歳 |
| 出身 | 奈良県 |
| 最終学歴 | 神戸大学経営学部 |
| 国政以前 | 松下政経塾卒業 |
| 選挙区 / 当選回数 | 奈良2区 / 8回 |
| 派閥 | 無派閥 |
| 主な党要職・閣僚経験 | 通商産業政務次官、経済産業副大臣、内閣府特命担当相、総務相、党政調会長 |
| トピックス | 『文藝春秋』9月号（8月10日発売）に「総裁選出馬宣言」寄稿 |
| 河野太郎 | |
|---|---|
| 現在のポスト | 行政改革担当相、国家公務員制度担当相、内閣府特命担当相（規制改革・沖縄及び北方対策） |
| 生年月日 / 年齢 | 1963年1月10日 / 58歳 |
| 出身 | 神奈川県平塚市 |
| 最終学歴 | 米・ジョージタウン大学 |
| 国政以前 | 富士ゼロックス、日本端子勤務 |
| 選挙区 / 当選回数 | 神奈川15区 / 8回 |
| 派閥 | 麻生派 |
| 主な党要職・閣僚経験 | 防衛相、外相、行政改革担当相 |
| トピックス | 自民党が第一党から転落した2009年8月の衆院選挙後、「世代交代」を訴えて9月の総裁選に出馬するも、谷垣禎一氏に敗れて次点。（惨敗の衆院選挙時の首相は麻生太郎財務相、総裁選には西村康稔経済再生担当相も出馬していた） |
| 野田聖子 | |
|---|---|
| 現在のポスト | 党幹事長代行 |
| 生年月日 / 年齢 | 1960年9月3日 / 61歳 |
| 出身 | 福岡県北九州市 |
| 最終学歴 | 上智大学外国語学部 |
| 国政以前 | 帝国ホテル勤務、岐阜県議 |
| 選挙区 / 当選回数 | 岐阜1区 / 9回 |
| 派閥 | 無派閥 |
| 主な党要職・閣僚経験 | 郵政相、消費者行政推進担当相、総務相、党総務会長、衆院予算委員長 |
| トピックス | 過去3回の総裁選で立候補に意欲を示したが、いずれも、立候補に必要な推薦人20人が集まらず出馬を断念 |
| 石破茂 | |
|---|---|
| 現在のポスト | 水月会顧問 |
| 生年月日 / 年齢 | 1957年2月4日 / 64歳 |
| 出身 | 鳥取県八頭郡八頭町 |
| 最終学歴 | 慶応大学法学部 |
| 国政以前 | 三井銀行勤務 |
| 選挙区 / 当選回数 | 鳥取1区 / 11回 |
| 派閥 | 石破派 |
| 主な党要職・閣僚経験 | 防衛庁長官、防衛相、農水相、政調会長、幹事長、地方創生・国家戦略特別区域担当相 |
| トピックス | 過去4回の総裁選に立候補。2012年は党員票トップだったが、国会議員による決選投票で安倍晋三氏に敗れた。18年も地方票の45%を獲得し、安倍氏553票に対して254票と善戦。20年は菅氏、岸田氏に敗れ最下位に沈んだ |
バナー写真 : 時事