Japan Data

将来役に立ちそうだけど、英語は苦手!? ―LINEリサーチの高校生調査

教育 社会

高校生を対象とした、勉強に対する意識調査。好きな科目・嫌いな科目のラインナップから女子の文系志向、男子の理系志向が浮かび上がる。ただ、「将来役に立ちそう」と思う科目は、女子・男子とも共通だった。

高校生1000人を対象としたウェブ調査で、「将来役に立ちそう」と思う科目を聞いたところ、女子・男子ともにトップは「英語」、2番目が「情報(情報科学・プログラミングなど)」だった。グローバル化が進む現代社会を生き抜くには、語学力と情報を使いこなす能力は必須と認識しているようだ。

ただ、苦手な科目を聞くと、女子の48.3%、男子の45.9%が「英語」を挙げており、「将来役に立ちそう」と思いながらも苦戦。女子は「数学」が苦手と答えた人が59.9%と、「英語」を10ポイント以上上回ったほか、「物理」「化学」など理系科目に苦手意識を持つ人の割合が男子よりも高かった。

好きな科目は、男子は「数学」が34.9%でトップ、女子は「音楽」の33.0%だった。「英語」は男女ともに4位にとどまった。

調査はLINEユーザーである全国の高校生を対象にスマートフォンを通じて8月3日に実施。1043サンプルを集計した。

バナー写真 : ぱくたそ

教育 英語 高校生 勉強 英語力