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新型コロナ感染経験者の半数に後遺症 高い女性の割合:東京都世田谷区の調査

健康・医療 社会

東京都世田谷区が新型コロナウイルスの感染経験者を対象に行った調査によると、何らかの後遺症が「あった」「(今も)ある」と訴える人の割合は約5割に達し、症状としてはは嗅覚障害が最も多かった。

区は今年4月15日時点で区保健所に提出された発生届に基づき、感染者約9000人を対象にアンケートへの協力を依頼。7月から8月に調査を実施し、3710件の有効回答を得た。

回答者のうち、退院日または療養終了日以降について「後遺症があった」または「後遺症がある」と答えた人は48.1%に上った。男女別では女性(54.3%)が男性(41.9%)を大きく上回った。年齢別では30代(53.0%)、40代(54.2%)、50代(54.6%)が比較的高かった。

「後遺症があった」「後遺症がある」と答えた人に複数回答可で具体的な症状を尋ねたところ、「嗅覚障害(匂いが感じにくい)」が54.4%と最も多く、以下、「全身の倦怠感(だるさ・おもさ)」(50.0%)、「味覚障害(味が分かりづらい)」(44.8%)、「せき」(34.5%)、「息苦しさ」(29.8%)、「頭痛」(25.4%)などの順となった。

3カ月以上、日常生活に支障がある症状は、嗅覚障害が38.7%と最も高く、以下、全身の倦怠感(28.0%)、味覚障害(21.7%)、集中力の低下(20.5%)、睡眠障害(18.5%)、息苦しさ(17.6%)などが続いた。

また、感染経験者の療養期間は平均15.5日で、日数別の割合は「13~15日」が29.6%と最も多く、以下、「8~10日」(25.8%)、「20日以上」(17.5%)、「7日以下」(16.9%)などの順だった。

バナー写真:PIXTA

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