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冬のボーナス「あり」が8割―帝国データ調査 : コロナ禍で2年連続増は5.1%

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このところ新型コロナの感染者数は低く抑えられているが、オミクロン株の広がりが不気味。どうか、来年は本格的に経済が回復に向かいますよう!

帝国データバンクが2021年11月に全国の2万3679社を対象に実施した調査(有効回答は1万1504社)で、2年にわたるコロナ禍の中でも、2021年の冬季賞与(ボーナス、一時金、寸志などを含む)が「あり」と回答した企業が全体の80.3%に上った。

「あり」の内訳は、「増加」18.5%、「横ばい」42.4%、「減少」19.4%。5.1%の企業は2年連続で増加した。

業界分類では、精密機械や医療器具、鉄鋼・非鉄・工業などの「製造業」は、20年よりも「増加」する企業の割合が10ポイント以上上昇して24.7%だった。

一方、「賞与はない」企業は12.0%。中でも、旅館・ホテル業は5割以上、繊維・繊維製品・服飾品小売は4割以上が賞与なしだった。

バナー写真 : PIXTA

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