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人生100年時代、大切なのは健康とお金 : でも、金融知識は自信なし

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日本を世界トップクラスの長寿大国。でも、長く生きるということは、その分、生涯にかかるお金が必要ということ。とはいえ、金融教育を受けた人はほとんどなく、金融商品についてはチンプンカンプン?

アクサ生命が全国の20-69歳の男女1000人に「人生100年時代を楽しむために必要なリテラシー」を聞いたところ、「健康」が51.6%(女性58.4%、男性44.8%)でトップ、「金融」が50.0%(女性51.2%、男性48.8%)で僅差の2位となった。長生きには、健康だけでなく、お金の知識も必要と多くの人が感じていることが読み取れる。以下、「情報」「IT」「家事」「介護」と続いた。

ところが、金融教育を受けた経験について聞いたところ、「学校・勤務先以外のセミナー」が6.4%、「勤務先」5.3%。「受けたことがない」が84.6%に上り、お寒い状況。リテラシーは必要だが、これまでリテラシーを高める機会には恵まれなかったことになる。

金融リテラシーについて自信がない人が多く、「あまり自信ない」「全く自信ない」の合計は女性87%、男性76.2%に上った。

金融分野で自信を持っている分野を聞いたところ、最も割合が高い「家計管理」ですら18.9%。「資産形成」は10.3%、「株式・債権」「投資信託」「年金・保険」などの金融商品については10%にも満たなかった。

バナー写真 : PIXTA

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