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「酒に強い」上位は東北が独占! ―遺伝子タイプでランキング : 近畿は相対的に弱め

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伝統的なコメどころには、銘酒の酒蔵が多い。酒に強い人が多い県は、コメどころと一致している?

ユーグレナ(本社 : 東京港区)は同社の遺伝子解析サービスの利用者2万人以上のゲノムデータを分析、 酒が強い遺伝子タイプの人の割合を都道府県別に割り出した。酒に強い人が最も多かったのは青森県の68.92%。以下、沖縄、岩手、秋田、山形が続いた。

地図で見ると一目瞭然。上位(色の赤味が濃いほど、酒に強い遺伝子タイプの人が多い)は東北地方を中心に、北関東以北に集中。一方で、近畿エリアを中心とする西日本は相対的にお酒に弱めのようだ。

アルコールの分解に関わる遺伝子アルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH2)の遺伝子型は、 「二日酔いになりにくい」「二日酔いになりやすい」 「そもそもお酒が飲めない」の3つのタイプに分類できるという。今回のランキングは、相対的に酒に強いと想定される遺伝子型「二日酔いになりにくいタイプ」該当する人の推定割合を都道府県別に算出した。

バナー写真 : PIXTA

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