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北京冬季パラリンピックの総メダル数は7個:冬のパラリンピック、日本のメダル獲得数

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北京冬季パラリンピックは3月13日、閉会式が行われ、冬のパラスポーツの祭典が幕を下ろした。日本勢は、4つの競技に29人の選手が出場し、金4/銀1/銅2の計7個のメダルを獲得。アルペンスキーでは女子の村岡桃佳が金3、銀1、男子の森井大輝が銅2、クロスカントリースキーでは男子の川除大輝が金に輝いた。日本は金メダルの数で、9番目だった。

現在のような冬季パラリンピック大会は、1976年にスウェーデンのエーンヒェルツヴィークで開催されたのが始まり。障害者スキーの国際大会が、後になって第1回大会として位置付けられたが、日本選手団として参加はしなかった。

日本勢が初めて参加したのは、80年にノルウェーのヤイロで開かれた第2回大会。残念ながらメダルは獲得できなかった。88年のインスブルック大会(オーストリア)で日本は、アルペンスキーで銅メダル2個を獲得し、冬季パラリンピックでの初メダルとなった。

欧州以外で初めて開催された98年の長野大会で、日本は過去最多となる金12、銀16、銅13の合計41個のメダルを手にしている。

過去の冬季パラリンピックでの日本のメダル獲得数

開催都市
2022 北京 (メダリスト一覧) 4 1 2
2018 平昌 3 4 3
2014 ソチ 3 1 2
2010 バンクーバー 3 3 5
2006 トリノ 2 5 2
2002 ソルトレイクシティー 0 0 3
1998 長野 12 16 13
1994 リレハンメル 0 3 3
1992 アルベールビル 0 0 2
1988 インスブルック 0 0 2
1984 インスブルック 0 0 0
1980 ヤイロ 0 0 0
1976 エーンヒェルツヴィーク 不参加

バナー写真:北京パラリンピックのメダル。北京五輪と同じデザインが採用されているが、冬季パラリンピックは、前面の中央に国際パラリンピック委員会(IPC)のロゴ、その周りに英語と点字で「Beijing 2022 Paralympic Winter Games」と刻まれている(ロイター)

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