「上位職への昇格意欲あり」は半数以下―女性管理職調査 : 子育てや介護との両立課題
ジェンダー・性 仕事・労働 経済・ビジネス
女性管理職1000人を対象に実施した調査で、昇進意欲の低さが改めて明らかになった。性的役割分業意識が強い日本では、結婚や出産などライフイベントが女性の働き方に影響を与えているようだ。
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人材サービスのアデコグループジャパンが、課長職相当以上の管理職として働く女性1065人を対象に実施した意識調査で、自ら希望して管理職となった人は11.9%に過ぎず、さらなる昇進・昇格を希望する人は48.6%と半数を下回った。
昇進・昇格に挑戦したくない理由としては「ストレスが増えるから」56.5%が断トツで多く、「現在の職務で満足」41.5%、「自分に向いていない」40.0%が続いた。
昇進・昇格に挑戦してみたい人は、「給与アップしたいから」47.9%、「女性が活躍できる職場にしたい」36.5%、「もっと大きな裁量を持ちたい」31.9%を理由として挙げる人が多かった。
女性管理職を増やすために必要なことを聞いたところ、「子育て・介護と仕事の両立支援」43.8%が最も多く、「管理職の役割やあり方の見直し」35.1%、「職場の理解促進」34.6%が続いた。
バナー写真 : PIXTA




