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社会人の平均預貯金額1087万円 、使い道は老後のため―Job総研調査

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毎月コツコツ貯金している人61.9%。貯金の理由は「老後の備え」63.4%。堅実ともいえるけれど、社会の活力がそがれているような気もする「預貯金実態調査」の結果。

キャリア・転職相談サービスのライボ(本社東京)が運営するJob総研が4月に実施した「預貯金に関する実態調査」で、「1000万円以上」の預貯金をしている人が全体の31.7%に上った。以下、「100万~300万円」18.5%、「300万~500万円未満」11.7%と続いた。

全体の平均預貯金額は1087万円で、中央値は500万円だった。年代別でみると、20代が272.9万円、50代は1622.2万円だった。

毎月の預貯金状況については、「毎月している」が61.9%、「毎月ではないがしている」27.4%で、「していない」は10.7%と少数派。平均預貯金額は8.2万円だった。預貯金をしている理由(複数回答)は、「老後の備え」63.4%が圧倒的に多く、「子どもの教育資金」31.8%が続いた。

調査はライボのサービスを利用する全国の20~60代の有職者を対象に実施し、741人から回答を得た。

バナー写真 : PIXTA

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