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大手企業の夏のボーナス、13.8%増 : 4年ぶりプラスに転じる―経団連集計

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新型コロナウイルスの感染拡大は、世界中で経済活動、社会活動が大きく制限された。依然として感染者は増え続けているが、社会・経済は少しずつ正常化しつつある。大手企業のボーナスは4年ぶりにプラスに転じた。黒く垂れこめた雲の間からもっと光が差し込んできますように!

経団連が集計した2022年の夏のボーナス妥結状況(第1回集計)は、前年比13.81%増の92万9259円で、比較可能な1981年以降で最高の上昇率だった。前年比プラスは4年ぶり。

調査対象は従業員500人以上の253社で、回答があった16業種105社の支給金額の平均は92万9259円。コロナ禍前の19年の97万1777円を下回ったが、第1回目の集計に回答する企業の顔ぶれが年によって異なるため、単純な比較はできない。

製造業(93社)が15.11%増の93万475円で、非製造業(12社)は6.99%増の92万2512円だった。業種別で増加率が大きかったのは、鉄鋼88.13%増、自動車17.23%増、非鉄・金属17.11%増など。

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