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役員報酬1億円超が過去最多635人 : トップはZホールディングス慎ジュンホ取締役

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2年連続で世界自動車販売首位のトヨタ自動車の豊田章男社長の役員報酬は前期比55%増の6億8500万円で同社社長の報酬としては歴代で過去最高。庶民からすればとてつもない額だが、豊田社長は役員報酬額トップ10圏外。上には上がいる…。

東京商工リサーチは、2022年6月30日午後5時までに提出された2344社の有価証券報告書を基に、役員報酬1億円以上の個別開示を行った企業と役員が累計273社、635人に達したと発表した。コロナ禍前の19年の571人を超え、最多を更新した。

役員報酬1億円以上の開示は内閣府令に基づき、10年3月期決算から報酬などの総額、報酬などの種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金などの区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられている。

東京商工リサーチの集計によると、役員報酬の最高額はZホールディングスの慎ジュンホ取締役の43億3500万円。連結子会社のLINEからの報酬が41億4600万円と大半を占めた。2位は第一交通産業の黒土始会長19億400万円、3位はソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長18億8800万円。

報酬額10億円以上は8人で、前年より3人増加した。

2022年3月期役員報酬トップ10

会社名 名前 報酬・億円(前年)
Zホールディングス 慎ジュンホ 43.35(―)
第一交通産業 黒土始 19.04(3.10)
ソニーグループ 吉田憲一郎 18.88(12.53)
武田薬品工業 クリストフ・ウェバー 18.58(18.74)
東京エレクトロン 河合利樹 16.65(9.02)
スズキ 鈴木修 11.71(1.49)
ソフトバンクグループ サイモン・シガーズ 11.51(18.82)
富士フイルムホールディングス 古森重隆 11.22(4.65)
伊藤忠商事 岡藤正広 9.76(6.49)
武田薬品工業 アンドリュー・プランプ 9.19(9.11)

企業別の開示人数では、最多が日立製作所の18人。次いで、三菱UFJフィナンシャル・グループと東芝が各13人だった。

役員報酬開示人数ランキング

企業名 人数(前年人数)
日立製作所 18(15)
三菱UFJフィナンシャル・グループ 13(11)
東芝 13(1)
三井物産 9(9)
大和証券グループ本社 9(9)

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