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憧れの副業年収300万円 : 上昇志向と努力なくして実現せず

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「副業年収300万円」―なんてステキな響き!できることならあやかりたい。しかし、上昇志向で努力を重ね、一定の時間を割かなければその域には到達できなさそう。

人材サービスのパーソルキャリアが「副業」をしている全国の20~50代の男女1556人に副業年収額を聞いたところ、「300万円以上」と回答した人が全体の13.2%いた。

300万円以上の副業年収がある200人を年収額別で分類すると、300万円代(72人)~400万円代(41人)が、全体の半数以上(56.5%)を占めた。副業で年間1000万以上稼ぐ猛者も23人(11.5%)。 

1カ月あたりの副業に従事する労働時間は「20時間以上」と回答した人が54.5%で、片手間というよりも、一定の時間を注ぎ込んでいることが分かる。

副業を始めたきっかけで圧倒的に多かった回答は「収入アップ」66.0%で、「スキルアップ」40.5%、「時間の有効活用」33.0%が続いた。「ま、今のままでも悪くないか」と妥協せず、上昇志向と無駄の排除の努力なくしては300万円は稼げないようだ。

バナー写真 : PIXTA

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